Luberon 

15年ほど前でしょうか、イギリス人 ピーター・メイル氏が書いた
” 南仏プロヴァンスの12ケ月 ” で、人気が高まった リュベロン地方。

私も、この本を読んで 「こんな風に自然とともに生活をしてみたい」 と思ったものです。

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エクスを出発して、ルールマラン・ルシヨン・ゴルド・セナンク修道院と巡り、アヴィニョンまで
移動する 小さなバスツアーに申し込んでいました。
どの村も ” フランスで最も美しい村 ” として 認定をうけています。


Lourmarin ルールマラン城

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何世紀のものか忘れてしまいましたが、今は個人の所有になり、音楽会やオペラなど、
パーティーも よく開かれているそうです。
       
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山あいの村とは思えないくらい、どことなく洗練された雰囲気でした。


Roussillon ルシヨン

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ルシヨンは 黄色顔料の原料となるオークルの丘の上に築かれた村。
家もオークルで使って造られていて、村全体がバラ色のような色に包まれて、絵になる
美しい街です。

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オークルは ローマ時代から採取され、全盛期は19世紀~20世紀初めの頃で、ヨーロッパ
各地に輸出をしていたそうです。 その後は、化学染料に代わったため、現在では採取
されていないそうですが、採取現場が残っています。

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Gordes ゴルド

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丘の頂の古城に向かって 石造りの家が階段状に折り重なっている村。
バスを停めてもらい、村全体が見える場所で 写真撮影!

リュベロン地方の中で一番有名で、そして 観光地化されています。
笑顔が可愛いおじいちゃんのはちみつやさんで、ラベンダーのはちみつを買いました。


Abbaye de Senanque セナンク修道院

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ゴルドから 谷へずっと下りていったところにあるのが、セナンク修道院。
プロヴァンスのロマネスク様式で有名な シトー派の修道院のひとつです。

1148年の創建で、宗教戦争の頃まで活動が続きましたが、深い谷に囲まれた厳しい環境で、
17世紀末以降は修道士がいなくなってしまったのだそう。
そして、1989年から活動を再開させているそうです。

建物そのものに 簡素な美しさがあります。

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私は セナンクとゴルドを訪れるのは 2回目だったのですが、どちらも ラベンダーの季節で
よかった♪


Bories ボリー

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リュベロン地方には、ボリーと呼ばれる石造りの家が 点在しています。
平たい石を円錐形に積み上げただけの小屋のようなもの。
納屋や家畜小屋として使われていたそうですが、中には人間が住んでいた家もあるのだそう。
現在残っているものは、古くても16世紀頃のものらしいのですが、この建築法そのものは、
新石器時代から存在していたらしいです。

ゴルドから 約2キロ離れたところに 20戸のボリーが集まっている ボリーの村があり、
現在ホテルとして使われている ボリーもあるそうです。


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ゴルドのレストランで デジュネ。
鴨のコンフィがたっぷりのサラダ、凄く美味しかった!!
ツアーでご一緒した方々と、ロゼワインで乾杯♪ でした。


そして終わりは、アヴィニョンへ。
初めは アヴィニョンで泊まる予定だったのですが、国際的に有名な演劇祭の期間中で、
ホテルが全くとれませんでした。

なので、アヴィニョン駅でバスを降ろしてもらい、ローマ遺跡が残る アルルへ移動。
アヴィニョン駅のバス停の場所がよく分からなくって、あちこち走り回りました。

色んな人に教えてもらい やっと着いた、駅前のホテル1階の真っ暗な車庫の奥に
(まるで お化け屋敷のよう) 車内灯もつけずに ぽつんと停まっていたバス。

「凄く探した!」 とフランス人を見習って 文句を言ってみると 「あ、出発5分過ぎてるけど、
彼(同僚)と久しぶりに会ったから しゃべってたんだ。彼のおかげでこのバスに乗れたん
だから、彼に ちゃんとお礼を言ってね!」 と言われ、思わず 「Merci!」

・・・ 怒ったことになりませんでした。