旅の終わり

帰国する日は、とにかく 朝が早かった。
朝4時半、起床。 外はまだ 真っ暗。
とりあえず 荷物をつめて、ビアリッツ空港へ 行かなくちゃ!

ビアリッツ 6:50発
行きは 4キロオーバーだった荷物も、その後 要らないものを処分したので 18キロとセーフ!
(あー、あと2キロ分 何か買えたのに。。。) その代わり、手荷物がぎっしり 重い。

ビアリッツ空港を出発して、約1時間後 パリ・オルリー空港(国内線)へ到着。
オルリー空港から、シャルル・ド・ゴール空港へは、エールフランスバスで移動。

迷うかと思ったけれど、乗り場はすぐに分かったし、もっと遅れてくるかと思っていたバスも
(結構、覚悟してたのに。。。) 珍しく時刻表どおりに来て すんなり乗れた。
きっと朝が早かったから、そこまで遅れていなかったのでしょう。。。

手続きをするには あまりにも早いので、Cafeで時間つぶし。
ようやく 搭乗手続きを済ませ、その後 detax(免税手続き)、税関、手荷物検査と それぞれで
随分と待たされる。 イライラしながら チケットを見せて 『時間がないの!』 と空港の人に言って
みたけれど、『文句を言う前に、列に並んでおけ!』 みたいなことを言い返されて、シュン。。。
(それでも、4,5人に頑張ってみたけれど、同じことが続く。)
やっとのことで、飛行機が乗れたのが、出発15分前
こんなギリギリだったのは、初めてでした。

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飛行機でお隣に座ってらっしゃった方は(=Nさん、としておきましょう)、
パリ在住20年、東京の音大を出てすぐに 旦那さまと一緒にパリに渡り、音楽の勉強・活動を
続けながら、日本人学校で働いてらっしゃるのだそうで、今回は、ご実家の用事があり、お1人で
一時帰国をされるとのことでした。

話が盛り上がってきたところで、シャンパン・ワイン少々飲み、その後 AFの方がNさんに 持って
きてくれた ”ポワール・ウィリアム(洋梨)”のオードヴィーを 私も分けてもらう。
同行人も同じく。 (ワインは私より、飲んでたな。)


機内食も食べ終わり、そろそろ寝ようかなぁ と思い始めた頃、同行人の気分が悪くなってしまった。
飛行機に弱いので、酔ったのかなぁ~ と思っていたら、どうやら お酒を飲んだ後に、酔い止めを
飲んでしまったらしく、薬が回ったらしい。
人が気を失う瞬間を 目の前で見てしまった私。 Nさんに助けてもらい、とりあえず 通路に同行人
を寝かせる。 意識もあったし、脈も正常だったので、『薬が回りすぎたかなぁ~』 と話す私たちの
横で、AFの人たちも 心配をしてくれて、あれがいい、これがいいと、色々試みて下さったのに、
風習の違い?とかあって、最後は ちょっと笑える話に。


『気分が悪い』 同行人にまず持って来てくれたのは、
(フランス人曰く) 『胃がすっきりするから!』 という 「コカ・コーラ」
詳しくは知らないけれど、「コカ」 という成分が、なにやら良いらしい・・・。

効果があったのだろうか?よく分からなかった 「酸素ボンベ」
これを使用するの前に、何分間使用するか、まず話し合い・・・。
でも、時間は適当(笑) 15分+5分のはずが、たぶん30分以上は使用していたはず。

酸素ボンベをしている同行人の横で 簡易椅子に座って、ペリエを飲みながら、のんびり新聞を
読んでいたAFのおじさん。 (たまに、新聞の端から ちらっと同行人の様子を見てくれていた。)

『これを使ってね』 と持ってきてくれた 紙袋には、メモの走り書き~。
どうやら大切な内容だったらしく、AFの人が慌てて Nさんから借りたボールペンで、書き換えた先
は、その辺に置いていた紙ナプキン(笑)

『気分が少しよくなったら、これを飲んで!元気になるから!』 と渡されたグルコーズ。
(糖類の一種) 
「グルコーズ」 ・・・ この間のヌーヴェルサロンのsucre講座で 勉強しましたよね。

『最後の最後に 思い出に残る旅になったわね☆』 と笑いながら話かけてくれた AFの女性。
ホント、おっしゃる通りです!

私は私で、Nさんに 「気分が悪くなった時、病院に行った時」 に使えそうな仏語を教えてもらった
り、カタコト仏語がちゃんと過去形で言えてるかしら? なんて気にしてみたり・・・(笑)。


席に戻った後も、AFの皆さんが 『よくなった?気分はどう?』 と常に気をかけて下さって、
本当に感謝です。
そして Nさんがいらっしゃらなければ、どうなっていただろう?と怖くて、今でもドキドキします。
おかげで、同行人も元気になり、無事に帰国することができました。
(飛行機では、アルコールと酔い止めと同時に飲むのは、絶対に避けましょう!)

皆さん、たいへん お世話になりました。 どうも、ありがとうございました。

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6年ぶりに訪れた フランス
旅行で感じたモノを、 またこれからの生活に取り入れたり、お菓子に込めて 皆さんにお伝えして
いけたらいいなぁ~ と思います。

         GateauBasque-tomoko.jpg

チェリーのジャムを使って、さっそく ”Gateau Basque ガトー・バスク” を作ってみました。
「ローブリュー」から、たくさん入れたジャムが爆発しかけたけれど(笑) 美味しくできました。

またレッスンで 作ってみようと思います!